【パート面接の小技】リストラという退職理由が好印象になった経験談

要するにリストラなんですけどね。言い方で印象は変わった話

モフ嶋
「前の職場をやめられた理由を教えて頂けますか？」

アラフォー主婦
「社長と、社長の奥さんと私の三人でやっていた会社だったんですけど、だんだん仕事が減ってきて、これからは夫婦だけでやるという事になったんです」

モフ嶋
「カバン屋さんで働いてた友人がいるんですけど、けっこう大変な仕事だったんじゃないですか？特に個人経営のところだと残業なども多そうですし」

アラフォー主婦
「大変でしたけど楽しい仕事でした。すっごく良い商品を作ってたのに価格の安い商品に負けて売り上げがどんどん下がってしまい、こんな結果になってしまいました。もっと続けていたかったのに残念です」

働いていた会社に対して、かなり好意的であった事が伝わります。転職癖を持つ方で一番嫌なのが「何に対しても批判的で不平を言うタイプ」ですが、例に挙げたＢさんは、そういう疑いを払拭する事に成功しています。

いや、疑いが消えたどころか凄く好印象だったので未だに記憶しているわけです。私は、どんなに良いと思う方でも、その場で即採用はしない（※）のですが、この方は心の中で即採用しました。

※ 相手側にも考える時間を持ってもらう為、採用通知は３日以上置いてからにしています。時々、その間に他社で採用が決まってガーンという事もあります・・・

転職癖のある主婦
「そーなんですよー！社長がワンマンで私の意見なんて全く聞いてくれないし、繁忙期にあると毎日毎日残業だし」

↑ 上の質問は罠です。私にカバン屋の友人なんていません。

面接官は本音を引き出そうとして、不平に同意してくれるかのような問いかけをしてきますが乗ってはいけません。前の会社の悪口は百害あって一利なしです。

退職、転職理由についての質問も、答えようによっては好印象になるんだなーと思った私の経験談でした。