オッサン面接官の写真への認識なんて、こんなもんです。
新卒の就職活動においては、最善を尽くすべきですけどね。これが主婦パートで近所のスーパーで面接となると、どこまでやるかは悩むところ。
事務員Aさん 「え~~~!?」 |
履歴書の写真のクオリティーによる「私の合否決定」への影響
面接中
面接中は履歴書の写真など ほとんど見てません。複数人で面接する場合に、どの履歴書が誰のものかを照らし合わせるのに見る程度。
書類審査、もしくは面接後の採否決定時
最も重視するのは、写真から受け取る容姿の良し悪しよりも、企業側に良い印象を与えるよう配慮されているかどうか
写真の貼り方が雑な人は 雑な性格に決まっていますし、映りの悪い写真を平気で使い 良い印象を与えようともしていない人は、仕事への取り組み姿勢も似たようなもんなんだろうなと思います。
写真を貼らない人を採用した事は一度もありません。
写真は貼らないけど会社に貢献できる人は沢山いるでしょうが、私は余程の人でない限りイレギュラーな人を採用しません。確率が悪いし、わざわざリスクを踏まねばならないほど 私が働いてる会社は人に困ってないからです。
確かに履歴書も一枚や二枚なら大した手間ではないですが、なかなか就職が決まらず何十枚と書くとなると、結構大変です。そういったちょっと大変な事柄に対しての取り組み姿勢を見る指標が、私にとっての履歴書の写真です。
応募者の数が多く絞り切れない時
時々、「どの人も良さそうだし落とす理由もなし」という嬉しい悩みが発生したりします。こういう時は、履歴書を見ながら「うーむ」と悩むわけですが、長い時間見ているうち、写真の印象に無意識に引っ張られる事があるような気がします。
※ でも、応募の早かった人を選ぶ時が多い。私の経験的に 悩んでから応募してきた人より、即応募の人の方が成功率高いので。
そんな私はもちろん、スピード写真OK派ですね
ブログを書くようになってから、写真の質には目ざとくなりましたが、それまでは どこで撮ったかなんて気にした事ありませんでした・・・
何で撮ったかではなく、撮った結果の印象が全てでしょう。
履歴書の写真について、ちまたの意見
事務員Aさん 「こんな人はさすがにいないでしょう」 |
※ リスクが高すぎるので真似しないでください
色々な方の意見
- パートの面接なんだから〇〇で十分
- 写真なんてなくても、面接の時に会うんだから支障ない
- 欧米では履歴書に写真が不要な会社もある。容姿で人を判断する日本はおかしい
- ラフな格好で撮ったスピード写真でも受かった
- 職種による。事務職ならスーツ。アパレルなら私服。工場などならカジュアルな服装で良い
と、まあこんな感じのようですが、全て間違いです。
正解は以下。
履歴書の写真なんて 採用確率を上げる道具にすぎません。
理想は、服装はスーツを着て写真館で撮ってもらい、そこで写真のカットもお願いして綺麗に貼りつける事。(写真屋さんには、シュゴ!っと綺麗に写真を切る道具があります)
そして、この議論の論点は、「それは分かってるけど どこまで手抜きして良いか」です。
これは、パートだのアルバイトだの正社員だのという雇用形態ではなく、職種でもなく、求人倍率で決まります。人手不足で応募者全員採用のような求人では、写真なしでも採用でしょうし、何十人も応募があるような求人では、写真の印象が命取りになる事もあるでしょう。
実際、世の中には写真なしでもOKな求人、さらに履歴書なしでもOKな求人、さらには面接がない求人もあります。
派手派手な女の子に「バイトで面接があるなんて聞いた事がない!!」とキレられた事もあります。お友達も皆、面接なんて経験ないそうです。
逆に 主婦の働きやすい環境を用意している会社の事務職で写真を貼らないなんて死にに行くようなもの
人気のある求人ほど、周到な準備が必要という当たり前のシンプルな話です。
政治や思想の是非ではなく、面接で受かるための写真の是非は、理想は写真館でスーツであり、求人倍率によって手抜き可能な度合が決まるという事で議論の余地なしです。
履歴書の写真の是非 まとめ
「綺麗に切断して貼れてるか」という点が凄く重要。枠のサイズと大きく違っていたり、ナナメに切られてたりなんて論外。
スピード写真であるかないかは重要ではなく、撮った結果の見栄えが全て。
基本的にスピード写真でOKですが、どーしても上手に撮れない人は写真屋さんも検討。写真映りはどうでも良い事ではありません。
徹底的に良いパート先を探そうという方は、写真館で良い写真を作っておいた方が、何度も不採用になる事を考えたら効率も良いと思います。
事務員Aさん 「課長は、どうせ見た目の印象悪いから問題ないですよ~」 |