要するにリストラなんですけどね。言い方で印象は変わった話
ある日、面接に来られた30代後半主婦との会話
アラフォー主婦 「大変でしたけど楽しい仕事でした。すっごく良い商品を作ってたのに価格の安い商品に負けて売り上げがどんどん下がってしまい、こんな結果になってしまいました。もっと続けていたかったのに残念です」 |
↓ 思うに、この二つは採用側への殺し文句
- すっごく良い商品を作っていた(前の会社を褒めまくる)
- もっと続けていたかったのに残念
働いていた会社に対して、かなり好意的であった事が伝わります。転職癖を持つ方で一番嫌なのが「何に対しても批判的で不平を言うタイプ」ですが、例に挙げたBさんは、そういう疑いを払拭する事に成功しています。
いや、疑いが消えたどころか凄く好印象だったので未だに記憶しているわけです。私は、どんなに良いと思う方でも、その場で即採用はしない(※)のですが、この方は心の中で即採用しました。
※ 相手側にも考える時間を持ってもらう為、採用通知は3日以上置いてからにしています。時々、その間に他社で採用が決まってガーンという事もあります・・・
逆に、悪い退職理由の述べ方
↑ 上の質問は罠です。私にカバン屋の友人なんていません。
面接官は本音を引き出そうとして、不平に同意してくれるかのような問いかけをしてきますが乗ってはいけません。前の会社の悪口は百害あって一利なしです。
30代後半となれば、もう転職癖を疑われ始めるお年頃
退職、転職理由についての質問も、答えようによっては好印象になるんだなーと思った私の経験談でした。