紹介者の友達にとって「良い会社」が、自分にとっても「良い会社」とは限らない。

ママ友の紹介でパート

人が思い描く「良い会社像」には、大きな個人差があります。

私が一番感じるのは、「楽したい」「何も考えない仕事がしたい」という欲求が最優先な人と、「能力を生かしたい」「責任ある仕事がしたい」と考える人の温度差。

両者の思う「良い会社像」が同じであるはずがなく、後者が良いと思う仕事を前者に紹介すると悲劇が起こります。

 

そして、友人の顔を潰すことになるので辞めにくいのが紹介入社

うちの会社の場合は、よほど信頼している方の紹介でない限り、普段通りの面接をしますので、事故ったら採用担当の私の責任です。(時々、しくじってますが・・・)

とはいえ、お友達は嫌な気持ちになるでしょうね。

面接担当者モフジマ モフ嶋
「そこまで落ち込む話じゃないですよ、採用したの僕ですし」
事務のパートスタッフ 紹介した主婦
「すいません、あそこまで だらしない人とは思わなくて」

 

これまでの人生で「自分がどんな人間か」は分かってると思いますが

働きたくない、楽したい、どんくさい、長続きしない、これまで勤めてきた会社で軒並み勤務評価が低いという方は、紹介入社は止めておいた方が良いかもしれません。

十中八九、ご友人に迷惑をかけます。

 

具体的な仕事内容や一日の流れなどを聞くとイメージが掴みやすい。

せっかくの友人からの紹介です。時給や勤務時間など表面上の条件だけでなく、自分の性に合う社風と仕事内容かを確認してから、働きたいかどうかを判断してください。

↓ 実話

面接担当者モフジマ モフ嶋
「うちの会社の仕事内容などは すでにお聞きかと思いますがー」
ブラックな求職者 紹介で来た主婦
「え?全然。良い会社だよ~!としか」

今、書いてて思ったのですが、やっぱり紹介で面接を受ける時は、仕事内容などの把握はしておかないと微妙に印象悪いですね。

 

紹介は大なり小なり有利である

「普段通りの面接をする」とは言いましたが、なんだかんだで採用率は高いです。

紹介者の属性にもよりますが、会社側も前もって、その人の情報を紹介者より得ることが出来るので不安要素が減り、採用しやすいです。

また、紹介者の顔を潰したくないという気持ちも働きます。(なるべく、そういう感情は入れないように努力してますが、面接担当も人間なので)

※ 紹介者の属性

会社の利益を考えて、責任を持って仕事をしてくれてる方の紹介は信用できます。

反面、自分の事しか考えず、勝手行動が目立つ方の紹介は・・・

 

友人の紹介でパートの まとめ

性分なのか、職業病なのかデメリットの方が多くなってしまいましたが、近所で仕事を探す主婦にとって、同じく近所で働くママ友からの紹介は積極的に使うべき手段だと思います。

ただ、紹介者に迷惑をかけないように、よく考えましょうというトコですね。

 

以上、ママ友の紹介でパートってどうなの?な記事でした。