アットホームな求人の秘密

やたらと目にするアットホーム求人。これって?

面接担当者モフジマ 若き日のモフ嶋
「うちの求人、なんで勝手にアットホームってキャッチコピーになってるんですか?どのへん指してアットホームなんですか?」
求人広告会社・営業 求人広告担当
「なんとなくアットホームじゃないですかー、ダメですかー?」

↑ 実際の会話

 

つまり、求人会社営業の手抜きでアットホーム!

学生時代にアルバイトしていた頃から

  • 単なる親族会社なの?
  • 売り文句が他にないから書いてるの?
  • 規模が小さいだけ?

とは思ってましたが、自分が求人広告を打つ立場になって知った意外な真実・・・
一度だけなら運が悪い偶然かなーと思いますが、別な求人広告や担当が変わった際に何度もアットホーム扱いを受けました。

うちの会社、ちゃんとコレ!っていう売りがあるんですよ。で、それを説明してるんですよ。

 

面接担当者モフジマ 若き日のモフ嶋
「だから、なんでまたアットホームなんですか?」
求人広告会社・営業 求人広告担当
「いいじゃないですかー、アットホームに見えますよー」

と、まあ、会社によってはホントにこういう失礼な営業がいたりするので、私は全部自分で作って渡してます。

 

 

逆に間違った方向に気合いが入りすぎな人もいる

地道な作業が必要となる職種の求人を、若い女の子が喜びそうなオシャレ&クリエイティブな演出にされて「締切に間に合わないので、もう出してしまいました」なんて勝手な理屈で掲載された事がありました。広告代20万円の無駄はもちろん、応募者が殺到し電話で謝罪。大損害でした。

※ その女の子は、すぐ退職となったようです。

 

アットホームを売りにしている求人ってどうなの?

本当にアットホームを会社の売りにすべく努力している会社は稀です。家族的な関係、雰囲気を他人同士が感じる事のできる職場作りなんて、真剣に考えたら凄く難しいからです。

他の求人と比較して特にアットホームでもないのにアットホームと記述している会社は、求人に対する取り組みが手ぬるい会社だと感じます。キャッチコピーを有効に活用しないという点はもちろん、事実と異なる記載はミスマッチを引き起こし定着率の低下など会社に不利益をもたらすからです。

 

で、結局、就職先としてはどうなの?

いや、特に・・・ 「アットホーム」=「何も書いてない」という判断で良いと思います。