事務員Bさん 「あー、言われる言われる。求人出しっぱなしは良くないんじゃないですかねー」 |
こういう決めつけはホントに良い会社を逃します
確かにしょっちゅう人が辞める最悪な環境の会社は多いです。しかし、下記の理由で職場環境は良いのに求人頻度が高い会社は存在します。
1.業績が伸び続けている
仮に誰一人退職者がいなくとも、仕事が増え続けていれば求人は必要です。
2.採用基準が厳しく滅多に採用しない
求人は、空いたポジションを埋める為だけにするものではありません。良い人材の確保に貪欲な会社は常に人を探します。こういう求人は急いではいないので適任者がいなければ採用を何度でも見送ります。
焦らず求人出来るという環境は「人が辞めない」「応募者数に自信がある」の二つ揃って初めて出来る技なので、けっこう良い会社が潜んでると思いますよ。ただし、狭き門ですけど。
3.規模が大きい
従業員数が100人いれば、平均勤務年数が10年だとしても、毎年10人が辞める計算になります。規模の大きい会社で常に欠員が出るのはフツーです。
4.単純に不人気職
職場環境、会社の知名度や格など無関係に、人気のない職種にはホント人が集まりません。辞める以前に集まらないから、ずっと求人が出てるというパターンは多いです。
面接でよく聞かれる質問
というのが、うちのような会社の求人事情です。
会社の独立支援制度って何の為にあるか知ってますか?
はっきりいえば、無能な人を円満に追い出す為の制度です。
慈善事業ではありません。
同僚との競争に負けがちで、この会社で自分は出世できないと感じた人達に利用して欲しいわけです。
もちろん、会社に残って欲しい優秀な人材には独立する以上のメリットを与えてキープします。
このように企業は、優秀な人を入社させる仕掛けだけではなく、優秀ではない人を退社させる仕組みも必要と言われています。
一概に退職者数が労働環境の良し悪しを示すわけではないという一例ですね。
職場見学をしてみてブラック臭がきつかったら、さっさと辞退すればいいんです
気になる会社があったら、あまりネガティブな想像ばかりしないで話を聞きにいってみてはいかがでしょうか?