実際に多くの面で不利ですが、工夫次第で何とかなるのが専業主婦のパート探し
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私も 専業主婦の方は、かなり警戒して面接します
後述しますが今まで色々と痛い目に遭ってます。
特に独身時代に 腰掛程度にしか働いてなかった人は、読めない要素が大きすぎて怖いですね。
ですので、専業主婦の方の面接対策は、この読めない要素を読めるようにしてあげるのが基本です。
求人側が専業主婦の採用を不安に思う理由と受かるコツ
理由① 労働意欲が低い
嫌々働く
↑ こういう返答の方、すごく多いです。
面接官の私に「しかたがないんで仕事探してます」とか言うのは止めて欲しいです。どうしていいのか分かりません。
暇つぶしで働く
↑ こちらもよくある回答です。
ただ、入卒でもない中途半端な季節や子供の年齢だと説得力が薄れます。 そもそも、労働意欲がホントに高い方はそんなに長く専業主婦してませんし、独身時代の仕事っぷりも違います。
趣味で働く
↑ 心の中に秘めておく事は出来ないのでしょうか?こんなにヤル気がない表現、他にありますか?
対策
最初の例にあげたAさんの「働かなければいけなくなった」という動機が、一番安心出来ます。
Bさんの「社会復帰」も定番の模範回答ですが、合わせて仕事に対する意欲も強く示さないと「暇つぶし?」と思ってしまいます。
Cさんは論外。
②退職しやすい
一部の人を除き、多くの人は生活の為に働いており、だからこそ我慢できる事も多いと思います。いつでも専業主婦に戻れる環境があると少しのストレスで退職します。
対策
理由①のAさん路線で退路がない事を 疑り深い面接官に分からせるのが良いと思います。
③ 社会人としての常識、厳しさがない
独身時代に本気で仕事に取り組んでた方は別ですが、長い間、誰からも注意される事なく、競争にさらされる事もなく、学生感覚のまま年齢を重ねてしまった方が多く、会社に貢献する事なしに権利ばかり主張するなど、とんでもない発想の方が多いです。
対策
これは一朝一夕で何とかなる問題ではないです。何かしらで会社の役に立とう!と自分に暗示でもかけてください。
④能力が心配
対策
Bさんのように自信なさそうな態度は厳禁です。面接官は不安にさせるのではなく、「この人なら採用して大丈夫」と安心させてあげる生き物です。
という感じの方が採用したくなるに決まってますよね。
履歴書に一工夫で採用率UP。専業主婦には強みもあります。
求人側が最も嫌うのは、転職歴の多い人です。定着する可能性が非常に低いからです。
言葉は悪いですが、転職歴の多い人は 就職活動の「スタートラインにも立てない」事が多いです。
続かない人の能力なんて高かろうが低かろうがが何の意味ありませんから。
ブランクの長い専業主婦か、転職歴の多いワーキングマザーのどちらを取るかと聞かれれば、多くの企業は前者と答えます。
履歴書にハッキリと「〇〇年~××年 専業主婦をしておりましたので職歴なし」と書いておきましょう。
「私は、この期間に転職してません」というアピールになります。重要です。
よくある勘違い。実は 専業主婦だのブランクだの原因で落とされてるわけじゃないというオチ。
「専業主婦歴が長い」「子供が小さい」など一般に企業に敬遠されがちな方が陥りやすい罠ですが、実は他に致命的な要因がある場合も多いです。
- 独身の若者向け人気職ばかり受けている。
- 土日は働きたくないのに、土日働ける方歓迎の求人ばかり応募している。
- 礼儀作法の酷さが 度を超えている。品が悪い。
- 求人側が希望する年齢層よりも高齢。
- 要求の度が超えている。
- 見た目がダメそう、暗そう、だらしなさそう。
など。
人手不足な昨今、専業主婦だったというだけで何社も落ち続ける事はないです。
専業主婦の面接対策 まとめ
企業側として懸念材料は多いものの表現次第では致命傷とはなりません。うちの会社でも元専業主婦で大活躍中の方は大勢おられます。ポイントはー
- 自信を持って面接に挑む事。「大丈夫でしょうか?」とかネガティブな質問は厳禁。
- 働きたい理由ではなく、働かなければならない理由をアピールする事。この点は最も面接官が気にする所。
- 履歴書に「転職がない期間」を分かりやすく書く事
ですね。
以上、なかなかパート先が決まらない専業主婦の方はご一考ください。