必死にお金を貯めて、自分のお店を持ちました!と想像してください。
私の知り合いにOPEN当日にアルバイト全員にドタキャンされて、結局、店を開けなくなった人がいました。当日は強い雨だったそうなので面倒臭くなったんでしょうねー。
結論からいえば、フリーターの女の子達が「ちゃんと約束通りに出社してくれる」という前提が甘すぎるのであり、かなり余分を見て数を確保しておくか、信頼に足る身内や友人を抑えとして確保しておくべきでした。
企業は人なり。どんな夢も計画も 人が悪ければ全て瓦解します。
「今日のOPENだけはお願いだから顔を出して!一日だけでいいから!」と必死でお願いしても、「すいませーーん、祖父が倒れたので」と笑うのが不義理な人間というものです。
さて、貴方なら、以下のような質問をしてくる人を雇いますか?
私だったら即お断りにするNG逆質問
休憩時間も労働時間に入りますか?タイムカードを押すのは着替えの後ですか?前ですか?
最も採用を見送るべき相手です。
このタイプは 自分の利益しか考えず金銭面に非常に細かいのと同時に、それを脅かす人に対して強い敵意を持ちます。
間違いなくトラブルメーカーであり、どのみち長くも続きません。もちろん、企業利益に貢献なんて考えは頭の隅にもありません。
ノルマはありますか?
ノルマの設定方法には色々あると思いますが、ノルマがない、つまり仕事の成果を問わない会社があるのでしょうか?
何の意味もない質問であるどころか、このような質問をすること自体が寝ぼけた仕事観の公表であり、楽な仕事探してますという宣言と同義です。
楽な仕事を希望するのは求職者にしてみれば普通な事ですが、どーせ雇うなら そうではないタイプにしたいのも雇う側の普通の心理です。
ちょっと忙しい仕事を任せた時、ホントに困った状況の時、振り返れば このタイプはいなくなってるでしょう。
人間関係は良好ですか?
人間関係で色々な会社を辞めてきた経験が このような質問を発するのでしょう。1社2社ではないかもしれませんね。かなり高い確率で対人摩擦に弱いタイプであり、長期勤務は期待出来ません。
特に女性の場合、人間関係は会社選びの重要な指標です。
しかし、そもそも自分の会社を悪いという面接官がいるはずもなく、職場見学を通じて自分で判断するべき。こういう事を察しない事からも仕事面でも期待がしにくいです。
求人やHPに載っている事を聞く
真剣に面接に望んでいない。ただのズボラものか、軽い気持ちで職を転々とするタイプ。他に候補者がいれば避けたいですね。
体調悪い時は休んでいいんですか?
私が働く会社は、体調が非常に悪い時は休んでも文句は言われません。しかし、これを「休んでいい」なんて捉え方で当然の権利のように思う人とは一緒に働きたくありません。責任感が決定的に欠けた人間の発想だからです。
時給900円とありますが、ホントに900円ですか?など、求人やHPに載っている事を疑う質問
「それは嘘です」という面接官がいるでしょうか?意味がないだけでなく露骨な疑いをかけられると誰だって気分が悪いです。
私も経験ありますが、平気で嘘の条件を書く企業は沢山あります。だからといって、初対面の相手を疑りまくる発言はどうかと思います。自分自身が「どーせ〇〇な人間は」とレッテルを貼られて疑いの質問ばかり浴びせられたらどう思いますか?
善し悪しではなく、誰だって相手の気持ちを察せず、ひねくれた見方ばかりする人とは関わりあいたくありません。職場でもプライベートでも。
やりがいはありますか?
飽き性の人間が好む台詞。だいたい、他人が何をやりがいに感じるかなど面接官が知るよしもありません。
仕事に求めるものがあるなら、もっと具体的な質問で確認するのが マトモな大人。しかし、これまで何か一途にやっていた方ならともかく、何をやっても長続きしてないような人が「やりがい」と口にしたら、私はその瞬間に落とします。
皆さん、何年ぐらい働いておられるのですか?
よく人が辞める会社かどうか知りたい質問なんでしょうが、これを聞いてくる人って職を転々としている人が多いんですよね。
この質問が出てきたら、あ、そっちの人かという感じで、穏便に早く面接を切り上げに入ります。
私だって、自分が就職活動するなら聞いておきたいですけどね、聞いたって意味ないんですよ。「うん、うちは労働環境悪いから止めといた方がいいよ」なんていう面接官がいたらクビですよ。
〇〇な私でも出来るでしょうか?
私なら出来ます!と売り込むのが面接だと思うのですが、これは自分で自分の評価を下げる質問です。
こういう事を聞いてくる人は、だいたい仕事出来ません。不安はあるでしょうが、そんなもんは胸のうちに秘めて自信のある風を装ってください。
※ 未経験でも出来ますか?は可。
面接官が「質問はありますか?」と聞くとき、言葉上の目的とは別に、その人間の関心ごとを見抜こうという意図があります
お金に関心がある人は、お金の事を聞きます。勤務時間に関心がある人は勤務時間の事を聞きます。仕事内容に関心のある人は仕事内容の事を聞きます。
ですので、私は着席と同時に何の説明もなく「何か質問はありますか?」と投げる時があります。
聞いてもしかたがない上に評価を下げる可能性がある質問はしないのが得策です。特に面接の最後の「何か質問はありますか?」に関しては、質問ではなく
「色々と不安な点もありましたが、色々とお話を聞かせて頂き解消しました。ありがとうございます」とでも言っておく方がオシャレです。